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まちづくり

大学生が一か月真砂暮らし 驚いたこととは

2018.12.08

私は9月の一か月間、真砂地区に住みながら空き家調査を行いました。
実際に真砂地区で過ごしてみて驚いたことが3つあります。

1.非常に自然豊か 
活動日初日は強い日差しが照り付け、まだセミが鳴いていましたが、気づけば最終日のころには道路のわきには大粒の栗が実り、あたりには美しい棚田の田園風景が広がり、秋風が吹いているような時期になっていました。たった一か月間であったにも関わらず季節の移り変わりが非常にはっきりしており、他にもイノシシやオニヤンマ、ドジョウのようなかなか目にすることのできないような様々な野生の生物を目にすることができました。

2.世代に関係なく交流が盛ん
地域住民の皆さんどうしは会ったときによく話をされていたイメージがあります。とくに私は、調査を行っている最中に保育園に通っているお子さんと杖をついているおばあさんとが道路を挟んで笑って話をされていた場面を印象深く覚えています。また、地域に住み始めたばかりの私に対して兄弟や、息子、孫というふうにさまざまな目線で地域住民のみなさんが暖かく接してくださいました。その他イベントや地域活動も頻繁に行われていました。

3.使われていない民家(空き家)が多い
今回私は1ヶ月間空き家調査を行いましたが、結果としては民家全体の16.1%が空き家でした。真砂地区は益田市の中でもかなり空き家が多い地域のようでした。また、使われていない(誰も住んでいない)期間が長く、建物が倒壊してしまっている民家も多数見られました。そういったケースを防ぐためにも真砂地区の空き家をより多くの方に利用していただきたいですね!

真砂地区は、非常に魅力的地域です。 ぜひ一度訪れてみては!!

↑坂口氏による真砂地区での空き家調査報告会の様子