人の営みによる風景は様々あるが、稲作による風景もその一つである。
田を耕し、草を刈り、水を張る。苗を育て、田に植え、草を刈り、稲を収穫する。
春から秋にかけて丹精込めて行われる農作業は、季節限定の風景も届けてくれる。
春は水鏡。
風がない晴れた日、田に映り込む稜線、樹木、石垣や家屋。
真砂では山と田、家屋が近く水面に映り込む視対象が豊富にあり、それを眺める場所も点々とある。
時間の経過によってかわる光を追いかけて、カメラ片手に日がな一日。
そんな場所を巡ってみるもの面白いのかもしれない。